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~子供を産みたくない、家族を持ちたくない、一人でいたいという衝動の影に~ [インナーチャイルドの癒し]

幼少時から成人になるまでDVの家庭で育つと、どうしても「結婚」だとか「子供を産み、育てる」という事に対して抵抗を覚えてしまいます。

なんせ生まれてきて子供から大人に成長するまで、最も身近な結婚生活のモデルは両親ですから。

ホントなら家出したいとこですが、私の場合はその辺憶病で勇気がありませんでした。

まあ子供でしたし。

「できっこないし、どうやって生活していくの?」ってちゃんと「事を起こした後」のことまで計算してましたもん(笑)。

「子供だって、そのくらいのこと、ちゃんと考えるもんね(っと、当時の私が語ってくれました(笑))」。

そうこうしているうちに、自分ではその環境に抵抗することが出来ず、なすがままの状態が続き(子供ですからね)、しっかり両親の結婚生活のイメージと感情が、頭のてっぺんから足のつま先までしっかりしみついてしまったのです。

結果として結婚や出産、子育てに関して(ーー;)なイメージしかわかなくなってしまいました。

「私には誰も頼る人はいないし、助けてくれない!」

「・・・ひとりで生きて行かなければ~~~!!」

「女性でもひとりで自立して生きて行かねば~~~!!」

「男より稼いでやるワ~~~っていうか、稼がないとねっ!!」

「その実力やスキルを身に着けなければ~~~!!」

本気でず~っとそう思っていました。

と言いますか、もう信じてました。

成人して二十歳過ぎてからは、もうそれは当時の私にとっては確固たる信念体系でした。

私と似たような体験をされて、本当は、心では、「結婚したい~っ!!」という方は潜在的には結構いるのではないかしら・・・と感じます。

でも、子供の時のトラウマ(インナーチャイルド)が癒されて、解放されないと、もしくはそれを超越し、凌駕するほどの人がパートナーとならないと、なかなか結婚できなかったりします。

「おつきあい」の段階で、「どうせ私なんて結婚する価値なんてないわよねっ」と、自分で勝手に決めてしまい、結局その関係を自分でぶち壊してしまったりして・・・。

人生において、ソレをやってしまった方、結構いるんじゃないかしら。

少なくとも、過去において、私はそのクチでした(汗)。

ところで今、日本は急速に高齢化社会を迎えています。

政府は出生率を増やしたい・・・のでしょう。

「婚活」政府支援に46都道府県が殺到しているそうです。

その活動自体はとってもイイ事♡だと思います。

でも、各個人個人の意識やインナーチャイルドが癒されていないと、折角の活動も??。

カタチだけの結婚じゃなくて、幸せ♡な結婚生活がしたいですものね。

最近は「調和」という言葉をよく耳にするようになりました。

私は調和のとれた社会であればあるほど、成婚率も、出生率も、上がると思っています。

今までの日本や世界は調和が取れてない部分があったからDVが起きる家庭も多々あったのだと思うのです。

調和がとれてくると、支配、不必要なコントロール、暴力といったものはなくなってくるはずです。

不調和が調和され、愛が溢れる世の中になってほしい・・・

子供を持たない選択をしてしまった私は、心からそう願い、そして祈っています。




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